世界各国のITエンジニアの年収に関するグラフを見てみると、国によって年収の額が違う事が明らかです。日本と世界のITエンジニアを年収を比較した調査の結果によると、調査対象となる国の物価の高低に関係がないという条件ならば、アメリカなどの先進国が高いという統計が出ています。
世界各国のITエンジニアの年収に関する統計の結果において、平均の年収が一番高い国はアメリカである事が分かりました。アメリカのITエンジニアの平均年収は、日本円で換算すると850万円です。日本のITエンジニアの平均年収よりも、2倍以上の年収をもらっている人が多い事が特徴です。エンジニア職以外の平均年収に関して、アメリカと日本を比較すると、最大でも60万円程度の差異はあります。しかし、エンジニア職以外の職の年収に関しては、結果を見る限りにおいては日本の平均年収と、さほど差はない事が特徴です。
アメリカのエンジニア職の年収だけが世界でも際立って高いです。流石に世界においてコンピュータの最も先端を行く国として、待遇面でも世界の各国より圧倒的に充実しています。アメリカで働くエンジニアは、大学でコンピュータに関する科学などを専攻した人という条件があります。アメリカは、日本よりもエンジニアになる条件が厳しいので、平均の年収を高めにしている事が特徴です。アメリカでエンジニアを目指す場合は、特殊なプログラムのスキルに関する試験によりエンジニアの合否を決めていて、スキルのある事を認定された人がエンジニアになれるので、世界の中でもエンジニアになる条件が厳しいということを覚悟しておきましょう。
イギリスのITエンジニアの平均年収は、統計の結果によると、世界の中でアメリカに次ぐ2位の年収の額になる事が分かります。世界各国のエンジニアよりも、平均年収に換算して、200万円以上も高い年収を貰っている事が特徴です。しかし、エンジニア職以外の職種に関しては、日本とほぼ同一の平均年収になっています。
フランスのエンジニアの平均年収は、日本のエンジニアの平均年収とあまり変わらない事が特徴です。代わりに人事やマーケティング職などの年収に関して、日本の人事などの平均年収よりも、100万円以上は高くなっていることが特徴です。
シンガポールのエンジニアの年収は、日本よりも100万円以上も高くなっていることが特徴的です。そして、物価や税金などが安い国なので、可処分所得は世界の中でも高めである傾向です。
日本のエンジニアの平均年収は450万円程度で、世界各国で比べるとまだまだエンジニアの地位が低い国であるという事が言えます。
サラリーマンプログラマ経験後、フリーエンジニアとして独立。２年間のフリーランス活動を経て、３名のエンジニアと共に起業。多忙な日々を送っています。
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