プログラマの他、デザイナーやライター、税理士などの士業といわれる職業もフリーランスや起業家として独立しやすい職業です。それぞれ違う分野ではありますが、これらの職業の共通点は、「手に職がある」ということです。企業に属さなければ稼ぐことができない職種も多い中、手に職があるからこそ自力で大海を泳ぐチャンスを与えられています。大海を自由に泳ぐのか、安全なプールの中で泳ぐのかは人それぞれの価値観ですが、せっかく機会があるなら一度は大海に出てみるのも悪くはありません。なぜなら、大海に出てみた上で、あらためてプールに戻ることもできるのですから。とはいえ、無防備に大海に出れば危険です。会社というプールから、フリーエンジニアとして大海に出るための知識を得ておくこと、そして心の準備が必要です。大海へ出てみたいサラリーマンプログラマの皆さんへ、フリーエンジニアになるための情報を紹介します。
サラリーマンプログラマとフリーエンジニアの違いは、飼い猫と野良猫の違いによく似ています。飼い猫は、雨風に震えることもなく、外敵もいなく、毎日食べるものを与えられ、飢えることもありません。生きる安全は確保されますが、縄張りは家という狭い範囲に限定されます。一方、たくましく自由に生きる野良猫は、どこへ行こうが、何をしようが自由です。そのかわり、凍てつく冬の日には自ら少しでも暖かい場所を探して隠れ、自動車や人間などの外敵から身を守る術を身につけ、どうにかして食べものにありつく賢さを持たなければ生き残れません。猫にとってどちらが幸せかは別の話として、どちらの生き方を望むかは人それぞれの価値観です。 詳しくはこちら
フリーエンジニアとして働く上で、自分自身をどのぐらいの価値で売り出しますか?という質問に対し、日本のIT業界で働いてきたプログラマやエンジニアであれば、たいていの人が「人月」で計算しようとするでしょう。しかし、この人月単価という考え方こそがITエンジニアの価値を下げている要因のひとつだという考え方もあります。人月で計算するということはつまり、エンジニアを時間で切り売りするということ。成果に対する報酬ではなく、時給労働と似たようなものなのです。 詳しくはこちら
日本国内においてITエンジニアの価値を他業種と比較してみると、ITエンジニアの中でも特にプログラマはもう少し高く評価されても良いのではないかという印象が否めません。比較対象を国内から世界へ向けてみても、日本ではプログラマをはじめとするITエンジニアの価値はあまり高くないことがわかります。プログラマが高い地位を確立しているのは、やはりIT先進国であるアメリカです。国による企業文化の違いも大きく影響していることがわかります。 詳しくはこちら
サラリーマンプログラマとしてプログラミング技術を培い、実績と経験を積み、プログラマとしての実力は十分であったとしても、それだけでフリーエンジニアとして成功できるかと言えば残念ながら困難です。サラリーマンプログラマはプログラミング以外の経験が圧倒的に不足していることが殆どであることを自覚しておく必要があります。何が不足かと言えば、例えば、営業力であり、経理税務の知識であり、基礎的な法務知識なども含めたビジネスを円滑にすすめるためのノウハウです。 詳しくはこちら
プログラマとして仕事をしながら営業もしているというサラリーマンエンジニアは殆どいないと思います。特に、プログラマやエンジニアなどの技術職を選ぶタイプの人は営業に苦手意識を持つ人も多いのではないでしょうか。しかし、フリーエンジニアになると、営業が苦手とも言ってはいられなくなります。一言で営業と言っても、色々な手法があります。どうやって自分自身を売るか、どんな営業手法が自分に一番合っているのかを見つけるところから始めましょう。フリーエンジニア専用のコーディネーターやエージェントなどを利用するのも、ひとつの方法です。 詳しくはこちら
ITエンジニアに求められるのは、技術力に加えて、顧客の課題を深く理解し解決する「問題解決力」、最新技術を習得し続ける「自己研磨力」、円滑なプロジェクト運営と信頼関係構築に必要な「コミュニケーション能力」です。顧客の期待を超える提案、市場価値の高いスキル習得、積極的な意見交換を通じて顧客やチームメンバーから高く評価される存在を目指しましょう。 詳しくはこちら